魔界の花嫁

蘭子さんの構築備忘録

【構築草案】ガルゴチルの可能性

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〇はじめに

シーズン終了後から考察し続けたガルゴチルの並び。

コンセプトは単純で、ガルーラを受けに来た物理受けをゴチルで捕まえて起点にし、裏のガルーラ+@1で詰めていく、というもの。

オフに持っていこうと思い、考察を重ねていたが、選出択の多さ、(自分も相手も)釣り交換が多発するなど、安定性に欠けるため、いったん原案だけ公開することにした。

 

〇概要

ガルーラ+ゴチル+物理対面型アタッカーの3体を基本選出とし、ゴチルで物理受けを起点にし、突破したあと、残りの2体で詰めていく。

ゴチルが物理受けを起点にした後、相手の裏から出てきたポケモンに何らかの仕事(削り、相手のガルーラの猫消費、相手のポケモンのS判定など)を行うことで、疑似的数的有利を取れる。この状況さえ作れば、裏のガルーラ+@1という並びを相手側が止めることは非常に厳しく、勝ちまで大きく近づけることができる。

ゴチルの盤面整理能力の高さが非常に強力であり、これを活かすために物理受け以外に不利が取りにくいガルーラをエースにした。

ゴチルを活かした有名構築にごちうさ構築(ミミロップゴチルゼル)が存在するが、ミミロップが物理受け以外にも不利をとる相手が多く、今回のコンセプトにそぐわないため採用を見送った。

 

〇長所・短所

★長所

・何度も述べている通り、ゴチルで物理受けさえキャッチすればほぼ勝ちという点。既存の構築の中でも最も簡単に勝ちまでのルートを作れる点は非常に強力。

・ゴチルを見せることで相手に強烈な選出択を強いることができ、選出をゆがませる可能性が大きい。

・選出同様、相手が物理受けを選出しているならば、ゴチルの存在から、立ち回りを制限しやすい。

★短所

・長所は短所にもなりうる。選出択、釣り交換の可能性を考えると、こちらも選出・行動の選択が難しくなる。

・ゴチルを腐らせる選出をされた時に、こちらがゴチルを選出してしまうと実質2対3の状況を生み出してしまう。

 

ハイリスク・ハイリターンな並びといえる。

短所を見ていただければわかると思うが、安定感にかける。安定感のある構築が好みの人間なのでこの構築は現状お蔵入り。

 

★課題

・いかにして安定してゴチル物理受け対面を作るか。この対面を安定して作り出せるだけで構築として非常に強くなると思う(私はいい案が思い浮かばず断念しました・。・)。

・選出段階での択の発生。これを解消するのは難しいが、裏の組み方次第で誤魔化せそうではある。

 

実機で軽く回したが23‐4でレートが一瞬で上がったのでスペックは高いはず。

ガルーラの型、裏の組み方など自由度が高いので可能性はあるかと。