魔界の花嫁

蘭子さんの構築備忘録

【ロストアーカイブ】5月期ランクマ総括

 

 

はじめに


5月期ランクマッチ最終成績
RP:1680 最終順位:多分7~9位(2~10位)

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*最終順位確認する術無いのどうにかして欲しい


1日だけ緑に浮気しましたが、プレイが荒すぎて1600中盤から序盤を彷徨ったりしたので、結局ほとんど青使っていました。

ちょこちょこ中身は弄っていたので、最終的に落ち着いたレシピだけ貼っておきます。

 

 【使用レシピ】

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あまり見かけないカード(《クレア》とか《黒い月》)が何枚か入っていますので、少しだけ解説していきます。

 

 

解説

 

1.基本的な戦術

ビートダウン思考の小型寄りの青です。その中でもキーカードであり、デッキを考えた時の軸であった《小さな見習い賢者 クレア》について解説します。

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上の図は《クレア》を絡めた盤面の模式図ですが、《クレア》には主に2つの役割が存在します。


・《クレア》《物まねスライム》の複数展開による盤面制圧


今月序盤はこの戦術を主眼に置いたデッキを使っていましたが、緑メタのついでに狩られることが増えたため、積極的に顔前に展開して盤面を作るアグロ展開は終盤では控えるようにしていました。一気呵成を絡めて制圧できるときは積極的に狙ったりもしますが、この戦術自体は今回のレシピではサブ的立ち位置です。

 
・《クレア》を絡めて大型やキーカードの保護

メインの運用はこちら。クレアを絡めて大型(正月ヴァレリ、賢者)を守りつつ生存率を上げたり、《黙殺の聖女》を守りながら序盤から盤面を維持したりなどです。

 

青の1マナミニオンでは《ブヒコーンベビー》や緑メタの《見習い魔術師 ケヴィン》などの採用がメジャーですが、このレシピでは移動持ちも少なく、自分の勝ち筋を押し付ける際に有用な《クレア》の採用を優先しています。

 

また、《黒い月》ですが、《クレア》のパンプアップ以外にも、《春僥華 吉創のヴァレリ》、《流浪の賢者》といったこのデッキのメインアタッカーのパンプアップも可能であり、生存率を上げたり、リーサル範囲を広げたりなどのシナジーもあります。

 

 

2.リーサルの取り方

基本的には大型ミニオンで顔を殴ったり、小型の盤面制圧で細かく点数を稼いだりがメインです。

 

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基本的に試合中は、

・《星の嵐》(6点)+《賢者の焔炎》(2点)+αで2点=10点

という形をベースに考えています。《春僥華 吉創のヴァレリ》を《天より高く》の移動で顔に当てられた場合も《星の嵐》と同じ点数が取れます。

もちろん《星の嵐》で毎回きっちり6点取るわけではないですが、基本的には4点をどう取るか、というのを念頭に置くイメージです。


最後に《吸収するドラゴン》だけ補足説明します。

《吸収するドラゴン》は《生命の息吹》と組み合わせることで、序盤から処理が難しい打点として機能します。なので、ハンドがそろっている場合はこの組み合わせを使って、4点取ることを目指します(《星の嵐》で6点取る想定で、サブ打点は基本4点取れるように意識します)。
しかし、このコンボ自体ミラーでの《リーザ》に簡単に返されたりもしますので、たまたまハンドがそろったら狙う程度で考えています。

終盤でお互いにリソースが切れている盤面での《吸収するドラゴン》はメイン打点として機能します。単純にこちらの《火種》で打点上げつつ、というイメージです。ただ、こちらも火種を連発するほど顔に余裕があるのか怪しいところです。

よって、《吸収するドラゴン》は特定の条件下でのみ強さを発揮できるミニオンであると考えているので、ピン挿しで十分かなというのが僕の考えです。《クラウドドラゴン》から引っ張ってこれますし。

 

 

3.非採用のカードについて

このデッキには《シセラ》が入っていません。終盤まで《幻創のヴァレリ》の枠は《シセラ》でしたが、一度《シセラ》効果を起動した程度では状況が大きく変わらず、《シセラ》効果を連発できるデッキではないため、《シセラ》が顔へのダメージにほとんど寄与できていませんでした。

あと数点削れば取れていたのに、という試合もそこそこあったため《シセラ》を顔への打点として優秀な《幻創のヴァレリ》にしています。

 

 

4.奥義について

赤:明鏡止水
青:一気呵成
緑:雲外蒼天

で固定していました。
本当は全て一気呵成が望ましいですが、赤相手の場合《機構少女》をどうにかしないと盤面を簡単に返されてしまう点から明鏡止水でメタ、緑相手の場合一気呵成を選択する余裕がないので雲外蒼天です。

 

 

おわりに

 

簡単ではありますが、今シーズン使用したレシピについて書いてみました。
正直、僕より上の順位で青を使っている方もいるので、あくまで参考程度に見てもらえればと思います。

《クレア》や《黒い月》をほとんど見かけなかったので布教も兼ねての記事でした。

おわり。