魔界の花嫁

蘭子さんの構築備忘録

【雑記】S14報告と考えてた事

S14お疲れ様でした。

 

結果は最高2078、最終2025と奮いませんでした、今後精進します。

 

最終日使用していた構築

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リザードン@リザY石

オバヒ/放射/ソラビ/地震

霊獣ランドロス@バンジ

地震/岩石/蜻蛉/ビルド

アーゴヨン@竜Z

流星群/ヘドウェ/文字/巧み

カビゴン@フィラ

捨て身/地震/欠伸/リサイクル

ギルガルド@弱保

アイへ/影打ち/聖剣/剣舞

キノガッサ@襷

タネマシンガン/胞子/マッパ/岩石

 

こちらに関しては僕自身が深く考察出来てないので簡易紹介。

 

 

次に終盤までの使用構築

 

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メガライボルトメガボーマンダ

 

この構築の中核であったゲコゲンの並びに関する考察だけ軽く記述します。

 

f:id:cluclupoke:20190327053033p:plainゲッコウガの初手性能と主軸の設定f:id:cluclupoke:20190327052638p:plain


過去の記事でも似たような話を度々しているが、初手に出し負けしにくく、なおかつ対面操作技を使えるポケモンを置くことで、あらゆる構築に共通してゲームメイクの安定化に繋がると考えている。そのため、今回の構築もこの初手性能という観点から組み始めている。

この考え方に則って、S12では欠伸カビゴンを初手に置くことを基本とした滅びメガゲンガー構築を使用していたが、現環境では、

カビゴンが相手に与える負荷が少ない
カビゴンの個体数の増加の煽りを受けて、メタが厳しくなっている

という2点の問題を抱えていた。初手カビゴンの代替案を考える上で満たさなければならない条件が、

・初手で裏に引くことなく動かせる
・相手に与える負荷が大きい
・対面操作技を使える

であり、これらを全て満たすことが出来る枠として襷激流ゲッコウガをメインの初手として設定することにした。

襷激流ゲッコウガ自体の使用感は良かったものの、初手でのゲッコウガミラーが頻発し、なおかつ、そのミラーに対する明確な回答が無かったため、このミラーをなんとか制することを目標にゲッコウガを調整していった。

そこで注目したのが、ゲッコウガのSラインである。ゲッコウガミラーでの再現性が取れなくなってしまう最大の原因がゲッコウガ同士の同速ゲーに起因しており、敢えて別のSラインを設定することによってミラーにおける再現性を高めることにした。

今回のゲッコウガは、ゲッコウガミラーにおける再現性を取るために、Sラインを最速と準速の間に設定した。その際のゲッコウガミラーにおける行動の再現表は以下のように考えられる。


①最速・変幻自在
相手のゲッコウガの方が速いため、タイプが変化。水技が等倍以下のタイプに変化した場合、激流波乗りを刺せる。

数的有利盤面

②最速・激流
相手のゲッコウガが先に行動。飛んでくる水技は熱湯or波乗り。

熱湯→Zor襷
波乗り→襷ほぼ一択

初ターンはお互いに水技。最速Z持ちが身代わりを貼る可能性は無くはないが、水技で身代わりが割れるため問題無し。

2ターン目相手側はZor熱湯(波乗り)。
こちらは蜻蛉返りを選択→裏からゲンガー出し。

→波乗り+蜻蛉返りのダメージで裏のメガゲンガーシャドーボール圏内に入れられるため、実質的に3:2盤面の成立

③準速・激流
こちらのゲッコウガが先に行動。初ターンはこちら波乗り、相手は水技。

この場合、②のように2ターン目に蜻蛉返りを選択すると裏に激流水技が刺さるため、2ターン目は悪の波動を選択*。

3ターン目に上から蜻蛉返りで相手のゲッコウガを処理。

数的有利盤面

*悪の波動を選択する理由は、波乗り×2で相手を激流圏内に入れないため。また、20%で大きく盤面を引き寄せられる可能性があるため、撃ち得。


少々わかりにくいかもしれないが、全てのパターンにおいて初ターンは波乗りを選択するという点で共通している。波乗りを撃つこと自体に裏目が存在しにくく、独自のSラインによって相手のゲッコウガに関する情報を一方的に手に入れられる。

2ターン目以降は得られた情報から型を確定し、事前に組んだ型ごとに対する行動パターンに沿って技を選択すればゲッコウガミラーを制することが出来る。

もちろん、草結び・熱湯火傷などの要素を考えると完全なミラーでの解答にはならないが、それらの要素を差し引いても信頼できる程度の再現性はあると判断し、このゲッコウガを構築の主軸として設定した。

 

こんな感じです。ゲッコウガの初手性能の高さと懸念点を解消すべく、とんぼ返り+メガゲンガーを採用しています。

 

特に初手ゲコミラーを引いた際は、ほぼパターンで勝利できた点は評価できます。

 

しかし、S14はどう考えても襷激流ゲッコウガのシーズンでは無かったです。

・変幻ゲッコウガの増加は問題なかったが、あまりに草結びを打たれた

・レヒレカビの増加によって、そもそも襷ゲコが腐るor選出できない

 

環境メタの側面が強い型だったのもあり、本シーズンを勝つうえでは環境にマッチしていない戦術であったと判断し構築そのものを捨てることになりました。

 

実際レートは途中から全く伸びなくなったのでこの判断自体は正解だったのですが、他に考えていた構築もなかなかしっくりこず、結果的に非常にふがいない結果に繋がりました。

 

 

終盤までの使用構築の考察?はこちらのブログに結構書いてるので、興味のある方は読んでみてください。

 

legne-cinderella.hatenablog.com

 

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。