魔界の花嫁

蘭子さんの構築備忘録

【S7使用構築】カバマンダミミ【最高2021最終19XX】

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〇はじめに

昔の構築だが、使用の機会もほとんどなくなったので公開する。

たいした結果でもないので簡潔に記す。

 

〇コンセプト

継戦能力が高いカバマンダ@1を軸としたサイクル+積みの選出をベースに置きながら、タイプに依存することなく定数を与えられるミミッキュを組み込み、広い範囲を相手取れるように意識した。

 

〇構築概観

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(外国語ROMしかないのでドイツ語なのはご了承ください、詳しい構成は後述します)。

*ガルーラが不意打ち個体になっているが実際に使用していたのは不意打ち→猫騙

 

〇概要

安定感のある主軸

今回構築を組むにあたって、広範囲に対して相手取れる・特定の構築で詰まないことを意識した。

・広範囲に対して相手取れる

現状メガの中で最も安定感があり、不利をひっくり返す可能性までも持ち合わせているメガボーマンダを軸とし、マンダとサイクルを回しながら必要に応じてステロ欠伸からの積み展開を行うことが出来るカバルドンの組み合わせを採用した。この2枚は非常に高数値でありながらサイクル戦を得意とするので、非常に高い継戦能力を持ちあわせている。

・特定の構築で詰まない

カバマンダを並べるとゲッコウガに為すすべがない、高耐久サイクルで詰みかねないなどが想定されたので、マンダとの相性も優れる定数ダメージを撒きつつ、ゲッコウガに対して上からの行動を通せるカプ・コケコを採用した。

コケコの採用により、催眠系統に対して最低限の耐性を得るだけでなく、単純に上からの決定力も確保することが出来る。

また、毒の通らない鋼に対して定数を加えつつ、耐久水に対して後投げから擬似的な皮の蘇生も狙える呪い身代わりミミッキュも採用した。

 

主軸を活かすための補完

この段階で相手のテテフがやや面倒に感じたので、鋼枠としてテッカグヤを採用した。テッカグヤも構築全体の勝ち筋になれるように毒毒を所持している。

また、カバ∔カグヤの2枚クッションは木の実の効果もあり非常に高数値であり、カバカグヤ@1という選出パターンも作れる。

さらに、相手の展開構築にやや不安を覚えたので、毒や呪いを活かせるガルーラを採用した。受け回しに対しても抗えるようにグロウと猫を両立し、試合中に複数の役割を担ってもらうことが多かった。

 

以下、個別解説。

 

〇個別解説

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カバルドン@フィラの実

性格:腕白 特性:砂起こし

数値:212(228)-132-170(132+)-x-111(148)-67

技:地震 ステルスロック 欠伸 吹き飛ばし

 

電気に繰り出す機会がそこそこあるのでDに振りつつ、サイクルを回す物理受けとして最低限必要なBラインを確保した。

基本的に後ろから投げ、サイクルの中でステルスロックや砂を撒きつつ、攻めに切り替えるタイミングで欠伸展開に持ち込む。

 

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ガルーラ@ガルーラナイト

性格:意地っ張り 特性:肝っ玉→親子愛

数値:181(4)-192(236+)-121(4)-x-122(12)-152(252)

技:捨て身タックル 猫騙し グロウパンチ 炎のパンチ

 

定数+猫によるストッパー性能と受け回しや通りのいい構築に対してグロウ捨て身で圧力をかけていく。

相手に対する展開阻害手段が乏しい構築なので、このポケモンをうまく動かさないと展開構築に貫かれてしまう。

 

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ミミッキュ@ゴーストZ

性格:意地っ張り 特性:化けの皮

数値:131(4)-156(252+)-100-x-120-148(252)

技:シャドークロー 呪い 身代わり 痛み分け

 

両メガと相性が良く、なおかつ選出すればほぼ確実に腐らない貴重なポケモン。カバミミマンダの選出は良くしたが、ミミの呪い身代わり痛み分けにより強引に勝ち筋を生める反面、勝ち筋が非常に見づらい場合もあるので難しい。

 

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テッカグヤ@バンジの実

性格:慎重 特性:ビーストブースト

数値:204(252)-122(4)-144(164)-114(-)-145(84+)-82(4)

技:ヘビーボンバー 火炎放射 宿り木の種 毒毒

 

調整はさいくさんのもの。

コケコを選出した際にやや地面が重いのと、コケコテテフ対面が生まれると詰んでしまうのを防ぐために採用。

ある程度ボーマンダに強い+毒を搭載しているので非常に選出に組み込みやすかった。

リザに対しては交換際宿り木、ニトチャを信じてマンダ投げをしていたので怪しく、相手の電気に対してもコケコかカバを強引に投げていくしかない。諸説。

 

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ボーマンダボーマンダナイト

性格:意地っ張り 特性:威嚇→スカイスキン

数値:181(84)-191(68+)-151(4)-x-124(108)-171(244)

技:八つ当たり 竜の舞 身代わり 羽休め

 

既存のカバマンダより大きくSに割いた形のマンダ。

アナライズポリ2には勝てないが、トレースであれば問題なく処理できる。

カバマンダミラーが頻発したシーズンだったが、このマンダのSが速かったおかげでミラーに対する勝率はかなり高かった。

ここまで速いので最速100族や数こそ少ないがガブに対しても優位に立てるのは偉かった。

 

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カプ・コケコ@デンキZ

性格:臆病 特性:エレキメイカー

数値:159(108)-x-107(12)-138(180)-96(4)-193(204+)

技:10万ボルト 毒毒 羽休め リフレクター

 

本来電気を強引に見るために木の実を持たせるはずだったが、決定力のあるコケコの方が好みだったので結局最後までZで使用していた。過労死枠。

対面であればある程度電気への遂行を行えるので木の実があれば、みたいな展開はほとんどなかった。

また、地面に対してもリフ+毒羽で強引に削りを遂行するなど、このポケモンのスペックの高さは異常。

CSを削っているのは上記の役割を遂行するのに耐久が必要なため。だが、Sを落としたことでゲンガー入りに投げれなくなった(もともと投げたくはないが)ので最速をベースに調整しなおしたほうがいいかもしれない。

型読みかわからないが、グロスクチートはやたら居座ってきたのでZが簡単に通ってすぐ試合が終わるパターンがかなり多かった。

 

 

 

 

 

 

後語りも特にないのでおわり。